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2016年5月22日日曜日

「あさぎ」五月詠草:姫路年金者組合

孫息子志望大学さくら咲く電話で聞きて胸なでおろす
冷静に孫から電話「受かったよ」希望を胸に踏みだせ一歩
藤原信子

手作りのフリーマーケットの売り上げに少し加えて熊本支援
十日も過ぎいまだ揺れてる肥後の国清正公も手ごわい相手
山下直子

荒れ肌を隠さんとして両腕にいだきて眺める如月の月
艪を漕ぎしきわだつ腕のしわ深し我が肌愛しと思う月の夜
江藤雅江

青臭き書生気分のそのままに公民館の『古事記』を学ぶ
新緑の公民館の教室は超満員なり『古事記』の講義
衣川有賀子

昨秋に大事に取りしゴーヤの種緑のカーテン茂れと蒔きぬ
紫に庭を色どるクレマチスビロード状の大輪の花
常田洋子

駅員は到着駅との連絡の車両入口へ案内しくれる
スロープの板をおろして乗客に車椅子乗ると場所あけくれる
田渕茂美

(2016年5月22日付「兵庫民報」掲載)

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