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2016年5月15日日曜日

第60回兵庫県母親大会:母親パワーで押し返そう

三上智恵監督が沖縄・辺野古のたたかいを報告


「母の日」の五月八日、第六十回兵庫県母親大会が姫路市内で開かれ、県内各地から八百四十人が参加しました。

午前中に①生きづらさを考える②教育にもっとお金を③「メディア」と向き合う力を育てる④今、生存権が危ない⑤原発ゼロに向けて⑥親子で遊ぼうの六つの分科会と①姫路城②慰霊塔・平和資料館をめぐる二つの見学分科会と、特別企画・映画「戦場ぬ止み」上映――が行われました。

午後からは姫路市民会館で全体会を開催。オープニングに、民族歌舞団「花こま」による面踊り「沖縄」が上演され、中村治子実行委員長・桂潤子現地実行委員長の挨拶のあと、映画監督の三上智恵氏が「〝戦場ぬ止み〟の思いと共に」と題して記念講演をしました。


三上氏は、辺野古基地建設反対のたたかいを取材するなかで、「たくさんの知恵・勇気をもらい、人生の勉強になった」と述べ、厳しいたたかいの中でも苦しさや厳しさを笑いとばすパワーなど、「本土ではほとんど報道されていない」リアルな現地の様子を紹介しました。三月以降、工事は中止されたものの、基地内にコンクリート工場が建設されていることからも、政府は決してあきらめていないと指摘しました。

また、現在の米軍基地の役割が決して日本を守るためではないことを南沙諸島での軍事作戦などから解明しました。

さらに沖縄戦当時、「軍機保護法」によって、スパイ容疑・テロ容疑で沖縄島民が虐殺されたことを紹介し、現在の「戦争法」「特定秘密保護法」の危険性を強調しました。

この情勢を押し返すために母親のパワーの発揮が必要と訴えました。また警察から監視されているもとでも新たな映画の制作を予定していることも報告、そのためのカンパも訴えました。

その後、県下の四つの運動―①神戸市中学校給食の問題②伊丹での日米合同演習「やまさくら69」反対③男女共同参画条例④戦争法廃止二千万署名―の報告と大会アピールの採択が行われました。


男女共同参画条例の運動については、日本共産党の谷川真由美・森由紀子姫路市議が報告しました。

最後に、喜久由貴江尼崎母親大会実行委員会会長が、来年の第六十一回兵庫県母親大会を尼崎で開催することを発表し、閉会挨拶をしました。

大会後、参加者は姫路駅まで「母親行進」を行い市民に訴えました。

(2016年5月15日付「兵庫民報」掲載)

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