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2016年5月22日日曜日

福崎町長選挙不当捜査事件:人権守れと福崎での集会に350人


「福崎町長選挙不当捜査事件、不当捜査やめさせ、人権を守る5・15集会」が五月十五日、福崎町内で開かれ(福崎町長選挙の不当捜査をやめさせる会と国民救援会の共催)、同町をはじめ全県各地から三百五十人が参加しました。
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はじめに、日本共産党の清水ただし衆議院議員がこの事件を取り上げた衆議院法務委員会質問の録画を上映し、石野光市福崎町議が事件の経過を報告しました。

とくに、選挙中の捜査は選挙妨害になると選管が警察に対し中止を要請してもやめなかったこと、警察に抗議した後援会役員が、後日、「説明する」と呼び出されて警察に行くと、取調室に連れ込まれたなどの報告に、「えー」と参加者から怒りの声があがりました。

また、園田洋輔弁護士は、後援会員に後援会ニュースを届けるのは内部行為であって違法でないのに捜査を行い、任意といいながら連日、出頭を強要するなど、人権侵害・憲法蹂じゆう躙りんの異常さを指摘しました。

国民救援会兵庫県本部濱島事務局次長は、今回の事件で誰も法に違反しておらず冤罪だが、そもそも公選法は国民の権利を制限する悪法であり、国連で問題になり何度も勧告も出ており、四月に来日した国連人権理事会のデビッド・ケイ氏に直接報告したことを報告しました。

福崎町民のAさんは、後援会ニュースの封筒の提出を求められたばかりか、後援会からの脱会を求められたと報告。知人も投票所を出たら警察に誰に投票したか聞かれ怖かったと警察への怒りを語りました。

前町長の嶋田正義氏は閉会挨拶で、「やめさせる会を結成し、集会にたくさんの方が参加してもらって大変勇気づけられた。今後ともたたかいを広げよう」と呼びかけました。
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十一日には、兵庫県警本部前で国民救援会、兵庫労連などが福崎町長選挙の不当捜査をやめよと宣伝行動を行い、その後県警、神戸地検に不当捜査をやめよと要請しました。県警側は、「公平・中立に捜査している」「捜査は継続している」とし、国会、国連でも問題になっているとの指摘には、「答える立場にない」と答えました。

(2016年5月22日付「兵庫民報」掲載)

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