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2016年4月24日日曜日

伊丹革新懇総会で元自衛官・泥氏が講演

「米国の手先にされる」―現場自衛官に少なくない不満


伊丹革新懇は四月十七日、伊丹市立図書館「ことば蔵」で第四回総会を開催しました。

第一部は元自衛官・泥憲和さんの記念講演。六十名近い方の参加がありました。テーマは「戦争のつくり方、平和の築き方」です。

泥さんは、「自衛隊の『日本の国土防衛』という任務には大義があり、これに反対する政党はありません。しかし、安保法制は油田をめぐる米国の戦争に参加できるようにするためのもので、何の大義もありません。現場では『俺たちはアメリカの商売人の手先にされるのか』と不満を持つ者が少なくなく、自衛隊の上層部が危険を冒してまで内部資料のリークをするのはこういう理由からです」と語りました。

もう一つ聴衆に感銘を与えたのは、憲法九条の「平和力」が各地で多くの奇跡を起こしているという話でした。

「アフガニスタンの玄関であるカブール空港のターミナル正面にはいくつものアフガン国旗が掲揚されていますが、その一本は日本の国旗。それは日本のNPOが丸腰で行っている平和貢献への絶大な信頼のあかし。現地の人とともに作る、畑、水路、保育所……世界最強の軍隊を持つアメリカが逃げ出すような場所で、現地の人に守られて日本のNPOはよりよい国づくりに貢献している」と紹介しました。

最後に野党共闘の重要性について強調しました。

「初めて聞くような話が多く、本当に時間が短く感じた」というのが多くの参加者の感想でした。

続く総会には複数の会派の伊丹市議にも参加していただきました。

①毎月の宣伝行動②研修旅行③文化活動④学習会⑤請願・要請行動―の五つの柱の活動方針案、予算案、役員案などが提案、承認されました。

会員からも「もっと女性の役員を」「川内原発稼働停止の要請を」など建設的な意見が出され、「川内原発稼働停止」については政府に要請文を送ることとしました。
(中島隆夫=同革新懇事務局)

(2016年4月24日付「兵庫民報」掲載)

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