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2016年3月27日日曜日

アスベスト訴訟神戸地裁判決:三菱重工に安全配慮義務

三菱重工神戸造船所でアスベストを扱う作業に従事し、肺がんで死亡した下請け会社・河原熱冷工業従業員が、二社に損害賠償を求めて起こした裁判で、神戸地裁(伊良原恵吾裁判長)は三月十六日、二社に合計八百五十万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。

判決は、三菱重工と元従業員との間に実質的な支配従属の関係が存在したことを認め、元請けとして安全配慮義務があったと裁いています。

初弁論から二年九カ月。判決が言い渡された瞬間、傍聴につめかけた支援者らから思わず「よし勝った!」「(裁判官三人に)ありがとうございました」と声があがりました。 

(泊満春)

(2016年3月27日付「兵庫民報」掲載)

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