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2016年3月13日日曜日

「過重労働職場」8割超で法違反、時間外月100時間超31%

兵庫労働局が発表


兵庫労働局は二月二十九日、昨年十一月に実施した「過重労働解消キャンペーン」における重点監督の実施結果について発表しました。

それによると、重点監督を実施した二百十事業場のうち百六十九事業場(八〇・五%)で労働基準関係法令の違反がありました。違反内容では、「違法な時間外労働があった」が、百十九事業場(五六・七%)でした。このうち、最も長い労働者の時間数が月百時間を超えるものは三十七事業場(三三・一%)でした。「賃金不払残業があった」は、十九事業場(九%)でした。

監督指導された事例として、陸上貨物取扱業で「労働者十名について、月八十時間を超える違法な時間外労働(最も長い労働者で月百七十時間を超える時間外労働)を行わせていた」ことや、紙加工品製造業で「複数の労働者に対して三六協定の上限時間である月九十時間を超える違法な時間外労働(最も長い労働者で月百六十五時間の時間外労働)を行わせていた」などが報告されています。

重点監督は、過労死に関する労災請求のあった事業場や、若者の「使い捨て」が疑われる事業場など、労働関係法令の違反が疑われる事業場に対して集中的に実施したものです。

(2016年3月13日付「兵庫民報」掲載)

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