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2016年2月7日日曜日

福島原発賠償近畿訴訟団が交流会


第三回原発賠償近畿訴訟団交流会が一月三十日、神戸市内で行われ、大阪や京都の訴訟団も含め約百三十人が参加しました。

古殿宣敬ひょうご弁護団長が開会挨拶で、「まずは、京都訴訟が佳境を迎える。KANSAI、京都、そしてひょうご訴訟団が力を合わせてたたかっていきましょう」と訴えました。

ひょうご弁護団が千葉原発被害者集団訴訟の模擬法廷を行ったあと、各訴訟団からの報告がありました。

原告らは、「高浜原発を再稼働するというが不安だ。夜も眠れないくらい。避難生活はたいへんで、持病の薬もなかなか手に入らず苦しい思いをしている。だれにも二度とこんなことを味わわせたくない」など切実な思いを次々と訴えました。

同時に、こうした集まりがあることで、「苦しいけれども、ここに来れば楽しく笑顔でいられる」「仲間とがんばりたい」などの思いも語られました。

郡山市から母子避難をしている女性は、「放射線量が急に上がり、震災から五日後にとにかくここを出ようと、チケットのとれた名古屋まで飛行機で移動。その後、兵庫県にある実家に行った。夫は仕事で戻った。子どもは、じんましんがでたり、ぜんそくになったりで、そのたびに不安になり、夫と相談したいと思っても忙しくて電話できず、結局、相談せずに終わることも。なんで、こんな苦労しないといけないのか。国や東電は、事故の責任をきちんと認めてほしい」と語りました。

次回ひょうご訴訟期日は、二月十日(水)十四時から神戸地方裁判所一○一法廷で行われます。

(2016年2月7日付「兵庫民報」掲載)

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