西播の日本共産党後援会は四十年近くも「西播地区連絡会」のままでした。兵庫県の四分の一の面積を占める西播が「このままでいいのか」との声に押されて、二月十五日、姫路労働会館で四十七人が参加して「日本共産党西はりま後援会」の結成総会が開かれました。
準備会の代表から会則の提案がありました。その中心は五つの事業です。
- パソコン教室を実施する。ホームページを立ち上げニュース作りや後援会活動に役立つ情報を提供する。
- 会の動きを広く知ってもらうため「西はりま後援会ニュース」を発行し日刊「しんぶん赤旗」に折りこむ。
- 単位後援会の立ち上げを援助するため「出前講座」や学習会を行う。
- 親睦行事では、南部地域の後援会は北の地域でりんご狩りやバーべキューなどを楽しみ、北部地域の後援会は南の地域で潮干狩りや海水浴などを楽しみ交流するなど。
- 会の財政を確保するため一口千円程度の賛助会員を募る。
ホームページの担当者からスライドを使って補足説明がありました。そのポイントはどうしたら若者が参加できる後援会をつくれるかについてで、その目玉としてメール会員を募集したいとの提案がありました。
後援会活動の経験交流では六つの後援会が発表。近々立ち上げようという後援会や四カ月前からニュースを発行しはじめた後援会、のべ五十人が二カ月かけて役所の有権者台帳を閲覧し八千三百人の選挙台帳をつくった後援会、ニュースを二千二百部も発行している後援会、発足十七年目の後援会、など多彩な報告がありました。
その後、後援会長や五市六町の代表を含めた役員二十人が選ばれ、松本滋後援会会長(兵庫県立大学名誉教授)から「六十二人の富豪が世界の富の半分を独占。日本では安倍暴走政治が老人からお腹の赤ちゃんまで徹底的に痛めつけている。この末期的状況を共産党の大躍進でくつがえそう」との訴えがありました。
最後に、松本会長の音頭で「団結ガンバロー」を力強く三唱して終了しました。
(安積弘允=西はりま後援会事務局長)
(2016年2月28日付「兵庫民報」掲載)
