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2016年2月21日日曜日

兵庫県小林多喜二記念集会

「戦争法廃止」の運動が大きく盛り上がっている今、私たちは宮本百合子・小林多喜二から何を学ぶか



兵庫県小林多喜二記念集会が二月十三日、県民ホールで開催され七十人が参加しました。

トーフレンズの昔懐かしい歌や今の情勢を風刺した替え歌などが披露されました。

講演1では兵庫県多喜二・百合子の会事務局長の堤隆二さんが「宮本百合子の生涯」と題して話しました。

百合子の略年表にそって彼女の生い立ち、『伸子』が書かれたいきさつを丁寧にたどり、特に終戦から百合子が亡くなるまでの六年間に百合子が果たした役割について触れました。百合子が「婦人民主クラブ」の呼びかけ人の中心メンバーであったことも紹介しました。

講演2は同「会」会長の濱本鶴男さんが「戦争に向かう時代、多喜二はどう生き、闘ったか」と題して話しました(写真)。

多喜二が生きた時代はどんな時代であったか、そこで多喜二は作家としてどう生き、その闘いをどう描いたのかを『党生活者』などの作品をあげながら、情熱を込めて語りました。特に多喜二は常に闘いながら多くの作品を残したことを強調しました。

そして「いま、私たちが立ち向かおうとしている時代」はまさに多喜二が闘った時代と同じようになりつつあるとしてノーマ・フィールドさんの次の言葉でしめくくりました―「人はだれでも、あなたのように本気で生きてみたいと、一度は思うのではないでしょうか」。
(川村信)

(2016年2月21日付「兵庫民報」掲載)

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