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2016年2月28日日曜日

県AALA連帯委員会:ISとテロ解決の展望学ぶ


兵庫県AALA連帯委員会は二十日、「ISとテロ解決の展望」と題し、川田忠明日本平和委員会理事を迎えた講演企画を開催し、約百人が参加しました。

はじめに神戸市外大の名誉教授でもある大塚秀之理事が主催者挨拶。大塚氏の専門はアメリカ。その大統領選挙に触れながら、「アメリカ世論の変化、そして日本の変化もある。世界に視野をひろげ、諸活動にとりくむ力にしましょう」と呼びかけました。

川田氏は講演で、ISとテロの問題について、「理性と文明が問われている」として、根本には、文明の「衝突」か共存かという問題があると提起。ISの源流が、アメリカの戦略のなかで生み出されていることや、ISに共感が広がる背景として反米感情と域外での差別などによる社会的閉塞感と理想郷への憧憬などもあると述べました。

そのうえで、軍事作戦が事態を悪化させていると指摘。解決に向けてとるべき四つの対策―①金・武器・人の流れを絶つ②テロの土壌をなくす③当事国の内戦・混乱を解決する④難民の人権を守る支援―をあげました。

そして、日本のとるべき態度として、戦争法による軍事支援は、報復の連鎖を生むだけでなんら解決策にならないと指摘し、二千万人署名の意義についても触れました。

(2016年2月28日付「兵庫民報」掲載)

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