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2016年2月7日日曜日

第3回Peace Life Café :マイナンバーの問題点学ぶ

第三回Peace Life Caféを一月三十一日、神戸市長田区の喫茶「若草物語」で開催しました。


戦争法廃止に向けて何かみんなで話し合って学びたいという地区の青年の思いから、昨年十一月から毎月、学習企画として取り組みはじめたものです。

今回はテーマを「マイナンバーのハテナ」として、カレー、お茶やコーヒーをいただきながら、関西大学の松井修視教授にマイナンバー制度とは何か、仕組みや目的から幅広く聞きました。

松井教授(写真中央)は、国はマイナンバーを推進し個人情報をすべて一つのカードにまとめ情報を得ようとしていること、社会保障・税・災害対策だけとしていた使用範囲も、法律の施工前に金融情報や健診、地方公共団体でも使用できるように改正したこと、そうして得た情報を含め、マイナンバー導入によるIT産業の大きなビジネスとなっていることなど問題点を指摘しました。

集まった青年で感想や疑問を出し合い交流しました。感想では「マイナンバーでなぜ個人の情報が管理されないといけないのか考えなければと思った」「ネット環境を前提にしていて、社会的弱者に対する措置がない」「安全安心というが流出の危険もあって、原発の安全神話と同じに聞こえる」「ビッグデータなど発展のために使われるならいいと感じるが、経済のためだけで考えていいのか」「ニュースではデメリットが全く報道されない」「条文の中身をもっと知ることが大事。知らないところで法律がつくられているのは恐ろしい」などたくさんの思いが出されました。

松井教授からは、「能率だけで物事を考えてはいけない。プロセスが大事。コミュニティの中でふれあいがあることが大事」との指摘があり、今回の企画のように地域で話し合いの場があることの重要さも改めて感じました。今後も実行委員会で相談して毎月開催していく予定です。
(橋本銀河=同実行員会)

(2016年2月7日付「兵庫民報」掲載)

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