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2016年1月17日日曜日

観感楽学

二十一回目の阪神・淡路大震災の日を迎えました。昨年は被災者に国や自治体が貸し付けた「災害援護資金」の返済免除拡大に道が開かれ、被災者・県民の運動が実を結びました▼同時に、「二十年の期限」を理由に被災者である入居者に追い出しを迫る借り上げ住宅問題は正念場を迎えています。神戸市は昨年末にキャナルタウンウェスト住宅入居者へ「明渡し請求」文書を送付。一月三十日の明け渡し=退去を迫っています。年の瀬に文書を送りつけられ、年明け早々に「追い出し」を迫られる入居者の思いを考えると心の底から憤りを感じます▼志位委員長は党旗びらきで、「すべての国民の『個人の尊厳』を守り、大切にする社会を」と述べ、憲法の要請であることを強調しました▼金田峰生参院選挙区予定候補も「借り上げ住宅問題を解決し、政治の魂、自治体の魂を取り戻そう」と新年の街頭宣伝で訴えていましたが、政治・行政は何のためにあるのか問われています。被災者の居住の権利を侵害し「個人の尊厳」が傷つけられている現状を変えるために、様々な困難に耐えながら入居者のみなさんはたたかい続けています。心ひとつに頑張る時です。 (あ)

(2016年1月17日付「兵庫民報」掲載)

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