芦屋市長と
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山中芦屋市長と握手を交わす金田氏 (うしろは平野市議) |
十月二十七日は、山中健芦屋市長と、金田峰生党国会議員団兵庫事務所長、平野貞雄芦屋市議らが懇談しました。
提案について金田氏から一通り説明したあと、山中市長は、「連合政府ができればいいですね。そのために野党協力されるということですね」と応じました。また安倍政権への思いを聞くと「安保法制が自民党内でどこまで議論されたか。昔はいろんな人がいて、自分の意見も言っておられた。田中角栄さんですら〝戦争を知らない人たちが真ん中に座ると大変なことになる〟とおっしゃられた。リベラルの人はまだいると思うけど」「衆議院で三百議席とった時でも、こんなことはなかった」と語りました。山中市長は自らの政治姿勢として、「絶対に護憲です。政治家になった出発点は河野洋平さんの思想です」と述べました。
兵庫民医連と
また二十七日夜には、兵庫県民主医療機関連合会と懇談しました。
松田隆彦県委員長から、「提案」を説明すると、合田泰幸県民医連会長は、「この間のたたかいの流れを受けた、いい提案だと感じています。幅広い団結で戦争法廃止の国民連合政府を実現してほしい。そのために私たちには何ができるか考えていきたい」と答えました。冨永弘久副会長は、「閣内閣外問わず、戦争法廃止の一点で共同する政府への思い切った提案に感動した。連合も大事な提案と言っている。そんな経験は過去にもない。今回の運動を絶やさず続ける世論づくりが大事だと思う。尼崎でも党派をこえた集会をやってきているが、継続してやりたい」との意見を寄せました。
あすわか兵庫有志と
村上亮三書記長が「提案」について説明すると、八木和也支部長は、開口一番に「勇気ある決断ですね」と応じました。
吉江仁子事務局長からは、「暫定政権の具体的なスケジュールはどうお考えですか」「戦争法廃止、立憲主義を取り戻すというのはよくわかりますが、それだけでは国政の停滞も懸念されるのではありませんか」などの質問が寄せられました。
村上氏が、「あらかじめ具体的なスケジュールは言えませんが、当面は次の参院選挙が大事だと思います。『提案』の方向で合意すれば、とくに一人区でのたたかいが重要になってきます」と答え、金田峰生国会議員団事務所長が、「『提案』の方向で合意し政権ができれば、戦争法廃止を軸にしながら、経済面でも合意できる内容については進めるということですから、そういう展望も生まれるのではと感じています」と語ると弁護士らはうなずいていました。
門屋史明同所長代理は、「皆さんの活動に、いつも励まされています。この『提案』の実現は世論と運動にかかっています。ぜひご協力をお願いします」と訴えました。
(2015年11月8日付「兵庫民報」掲載)
