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憲法共同センターが21日に行ったデモ(先頭中央に金田峰生氏) |
戦争法(安保法制)反対の国民の運動は、法案可決後も留まることなく、「一刻も早く廃止を」と各地で取り組みが行われています。
憲法改悪ストップ兵庫県共同センターは十九日に神戸大丸前で五十人が宣伝。二十一日の昼には神戸花時計前から三宮センター街を百人でデモを行いました。
デモの出発前集会では自由法曹団兵庫県支部の松山秀樹弁護士が「これまで憲法九条の枠内に自衛隊の行動をとどめてきたのは国民の運動があったからこそ。そこに確信をもって、いま、安保法制を発動させず廃止させる運動を始めよう」と呼びかけました。日本共産党国会議員団兵庫事務所長の金田峰生氏も「戦争法廃止、立憲主義を取り戻す国民連合政府」の提唱を紹介し、実現へ全力をあげる決意を表明しました。
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明石市では、「戦争する国づくりを許さない明石市民実行委員会」と「戦争法案を今国会で成立させない明石実行委員会」が十五日以来連日、明石駅南で抗議と宣伝の活動を行ってきました。
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参院特別委員会での「採決」強行に抗議した 明石駅前での宣伝(18日) |
十八日夕方の宣伝では、飛び入りの市民二人も含め六十人が参加。翌、十九日も四十六人で訴えました。市民からは、「選挙で反対野党が頑張って、強行採決された戦争法を廃止するようにしてほしい」(五十代男性)などの声が寄せられました。
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西宮市では平和と民主主義を進める西宮芦屋の会が緊急学習会を開き、二百五十人が参加。デモも行いました。
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丹波市でのパレード |
丹波市では丹波市九条の会連絡会と市民有志が十九日午後、同市氷上町ゆめタウンから稲継交差点まで抗議のパレードを行いました。同連絡会は、戦争法廃止めざし、今後とも行動を続けていくとしています。
日本共産党も西脇秀隆丹波市議が「強行採決許さないぞ」と三時間、宣伝カーを走らせました。「がんばって」と励ましの声が掛けられました。
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加古川駅までの二市二町総がかり行動実行委員会の宣伝(19日) |
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日本共産党のねりき恵子県議(後列中央)、 田中こう市議(その右)、民主党の北野聡子市議(右) らが宝塚駅前で宣伝(21日) |
(2015年9月27日付「兵庫民報」掲載)
