日本共産党兵庫県学者・研究者・技術者の後援会が「『戦争法案』『大学改革』…安倍暴走政治ストップ、大学の危機を突破するために」と題した学習交流企画を24日、神戸市内で開催しました。主催者の挨拶では、「兵庫で学者・研究者後援会がこうした取り組みを企画するのは、10数年ぶりで、今回をきっかけに、後援会活動を再開していきたい」と訴えられました。
メイン講演は、党中央委員会学術文化委員会から招いた土井誠氏が行い、いっせい地方選挙の結果をふまえた「第3の躍進」の意義、戦争法案をめぐる情勢とたたかい、「大学改革」について語りました。
大学問題では、安倍首相の危険な狙いとともに、この間の日本共産党議員団の国会論戦も詳しく紹介。参議院選挙前までは、たった1人だった文教関係の議員が、いまは3人となり、これまでほとんど取り上げられなかった大学問題を、この間、質問で6回とりあげることができ、重要な答弁を引き出していることを紹介。「この分野でも、重要な前進を勝ち取る条件が生まれている」と強調しました。
討論では、講演をふまえ、人事権や大学予算、「組織廃止」、国立大で検討されている年俸制の問題など大学問題から、戦争法案をめぐる情勢、今後のたたかいなど、さまざまな意見が寄せられました。
金田峰生国会議員団表所事務所長(参院予定候補)も連帯の挨拶をおこないました。
(2015年5月31日付「兵庫民報」掲載)
