記事を検索

2015年12月6日日曜日

丹波市で「農業・農協改革」とTPPを考える学習集会


「農業・農協改革」とTPPを考える学習集会が十一月二十九日、丹波市柏原自治会館で開かれました。主催したのは丹波氷上農民組合、丹波市革新懇などでつくる実行員会。参加は八十人で丹波地域以外からも参加がありました。

司会は森田和志さん(日本共産党農業委員)が務め、芦田淺巳さん(丹波氷上農民組合委員長)が開会の挨拶をしました。

*
講演は九州大学名誉教授で愛媛県食健連会長の村田武さん。「アベノミクス『農業・農協改革』とTPPでは、食と農は守れない」と題して語りました。

村田さんは、世界の流れはアグリビジネス多国籍企業主導の利益優先の農業ではなく、小規模家族農業とそれを支える共同組合中心の農業が流れになりつつあると述べたうえで、「TPP大筋合意は、重要五品目(米、麦、牛・豚肉、乳製品、砂糖)の関税を守るという国会決議に違反。重要五品目の三割が関税撤廃される。TPP大筋合意によって日本の農業は大きな打撃を受ける。食の安全面からも大きな危惧がある。TPPに反対してきた農協中央会を〝改革〟という名で攻撃し、反対運動を弱めようとしている。安倍内閣のすすめる利益優先の農業大規模化ではなく、水田農業の総合的発展と農山村の水田里山一体管理が日本農業の進むべき方向だ」と強調しました。

*

TPPの批准は今からであり、アメリカでの批准も危ぶまれており、批准反対運動が重要です。

最後に、参加者で「TPP反対」のカードを掲げ、集会を閉じました。
(西脇秀隆=丹波市議)


(2015年12月6日付「兵庫民報」掲載)

日付順目次