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2015年12月13日日曜日

原発賠償ひょうご訴訟第11回弁論

東京電力福島第一原発事故の避難者が国や東電に損害賠償を求めた集団訴訟の第十一回口頭弁論が十一月十九日、神戸地裁で行われました。

東日本大震災前の津波の想定をめぐり、「震災級の津波は予見できなかった」とする被告側のこれまでの主張に対し、原告側は「原発の敷地高を超える津波が基準で予見できた」と反論しました。

また、地裁が被告側に対し、津波高を試算した文書の提出を促したにもかかわらず、今年九月に提出を拒否したことも追及。被告側が「提出の義務はない」と述べると、傍聴席から「おかしい」との声もあがりました。
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報告する橋本洋一原告代表

終了後の報告集会では、原告の六人から発言がありました。「娘の呼気から被曝線量が検出されたことをきっかけに、二年前に自主避難。健康にどうしても不安がある」「再来年の三月に市営住宅の退去をもとめられている。戻るべきか、とどまったほうがいいのか今後の生活も不安」など、それぞれの胸のうちを吐露しました。

(2015年12月13日付「兵庫民報」掲載)

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