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2015年11月15日日曜日

神戸憲法集会

世代を超えつながり憲法目覚めさせよう


劇団あすわか三部作上演

十一月三日、実行委員会による「神戸憲法集会」が開催され、会場いっぱいの五百人以上が参加しました。

▽和田進憲法会議代表幹事(神戸大学名誉教授)は開会挨拶で、安倍首相の言う「積極的平和主義」は欺瞞だと指摘しました。

戦後七十年間培ってきた「憲法九条にあらわされた『非戦』の意識は、反核平和運動などの地道な努力によって積み上げられ、今、SEALDsやママの会に参加する若者たちを生みだす大きな力になってきた」と、SEALDsのスピーチを紹介。また、「安倍政権の立憲主義・民主主義・平和主義に対する破壊を食い止める」ために日本共産党が提唱した「国民連合政府」をふくむ多数派の結集こそ必要と訴えました。

▽「劇団あすわか兵庫」(明日の自由を守る若手弁護士の会)による演劇「憲法が起きるまで」が上演されました。これまで憲法を気軽に学ぶ「憲法カフェ」などを行ってきた若手弁護士が「紙芝居」を作成。それをもとに寸劇「憲法ができるまで」「戦争が起きるまで」を上演。今回は第三弾の初演。若者が戦争に行かされるような社会にさせないために、市民が憲法を学び、力をあわせるという内容で若手弁護士たちがそれぞれの役柄を熱演。会場と舞台が一体化し、大きな声援と拍手がおくられました。

▽「沖縄と辺野古と憲法」と題して、後藤浩安保破棄兵庫県実行委員会事務局長が「美ら海編集委員会」などが作成したDVDを上映しながら、この間の沖縄のたたかいの経過と到達点を語り、「戦争法廃止」と「辺野古に基地をつくらせない」というたたかいは一体のものとしてたたかう必要を訴えました。

▽吉田維一弁護士(神戸合同法律事務所・県弁護士会憲法問題委員会委員長)が「七十歳を前に躍動する憲法――劇団あすわか三部作より」と題して講演しました。

吉田弁護士は、戦争法反対のたたかいの広がりの中で、「一人ひとりが憲法の意味を知り」「自分の頭で考えてきた」ことが大事だと指摘しました。

二十代の投票率が激減していることについて、吉田氏は、「大人の社会に落第点をつけている」のであり、「本当は変えたいと思っている若者に本気で応えようとするかどうかが、これからのたたかいにかかっている」と述べ、当面、参議院選挙にむけて、世代を超えてつながることが大事であり、「この過程で憲法がめざめていく―起きていく―ことになる」と結びました。

▽津川知久憲法会議代表幹事(兵庫労連議長)が閉会挨拶をし、総がかり行動実行委員会提起の「二千万人『戦争法の廃止を求める統一署名』」に取り組み、兵庫で百万筆を集めようと訴えました。

(2015年11月15日付「兵庫民報」掲載)

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