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2015年11月1日日曜日

三菱重工神戸・河原冷熱アスベスト裁判結審


三菱重工神戸造船所の下請け・河原冷熱で働いていた故・鳥居肇さんがアスベスト被曝の補償を求め、二社を相手に起こした裁判が十月二十二日、神戸地裁で初公判から二年五カ月で結審しました。

裁判長から和解の打診があり、十一月九日までに合意が得られれば交渉期日を連絡することになりましたが、いずれにせよ判決は来年三月二日に行うことが決まりました。

二十二日は原告弁護団が最終準備書面総論を提出しました。この間の膨大な書証、証拠、主治医の意見書、労災認定書、判例などと共に、妻・三重子さんの証言、鳥居肇さんの職場である修繕船内でのアスベスト作業の実態についての三菱重工OBの加藤利夫さんの証言などで、アスベスト被曝を原因とする肺がんで亡くなったことを立証し、三菱重工と河原冷機の企業責任を明らかにしました。
 (泊満春)

写真:鳥居肇さんの妻・三重子さん(前列左から3人目)と弁護団、支援者

(2015年11月1日付「兵庫民報」掲載)

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