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2015年10月11日日曜日

オール関学緊急集会:安保法案強行採決に抗議


関西学院大学の有志が主催する「安保法案の強行採決に抗議するオール関学緊急集会」が一日、西宮上ケ原キャンパスで行われ、約百七十人が参加しました。

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集会の冒頭、経過報告が行われ、法学部が中心となって署名活動が始まり、人間の命に関わる問題だとして、神学部の教員や学生からも多くの声が寄せられ、賛同者は五百七十一人にのぼっていることが紹介されました。また、同大法学部教授の柳井健一氏が講話として話をし、同大学の学生でSEALDs KANSAIの寺田ともかさんが活動を報告しました。

柳井氏は、安保法の成立過程を批判したうえで「法律後もこれだけの人が集まり、何かしようと行動するのは新しい状況。立憲主義と民主主義を取り戻すたたかいを持続させよう」と訴えました。

寺田氏は、「教室に入れないほどの人を見て希望を感じる。SEALDsとしては、『賛成議員を落選させよう』という運動にとりくむことになると思うが、本当の積極的平和主義とは何か、これからも考えていく」と語りました。

リレートークでは、同大元学長の武田建氏もマイクを握りました。武田氏は、戦中、関西学院大学の時計台が真っ黒に塗られたり、外国人宣教師が全員帰国させられたりした過去に言及。大学に陸軍将校が入ってきて、賛美歌や、英語で書かれた同大の校是「Mastery for Service(奉仕のための練達)」が入っている校歌を禁止された時代があったことを振り返り、「そういうことがまた日本でも行われるようになってしまうのではないか、皆さんも危惧し、私も危惧しています。だから今日ここに来ました」などと語りました。

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集会の最後には、「与党自民党・公明党、他三党が、参議院特別委員会・本会議において、数にものを言わせた強行採決によって安保関連法案を可決・成立させたことに対して、満身の怒りをもって、抗議します」とする抗議声明を採択しました。

(2015年10月11日付「兵庫民報」掲載)

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