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2015年10月11日日曜日

神戸市が「追い出し」を条例化:味口市議が反対討論

味口議員
九月二十四日に開かれた神戸市議会本会議で日本共産党の味口としゆき議員が議案への反対討論に立ちましたが、その中で「神戸市市営住宅条例の改正」案に対し次のように反対しました。

味口議員は、神戸市がすすめる「完全予約制」に申し込めない借り上げ住宅入居者の「追い出し」を条例化しようとするものだと厳しく指摘。

八月のパブリックコメントで寄せられた七百五十四件の意見のほとんどが継続入居を望む声となっており、市の「追い出し」方針に同意できない市民が多数いるとして、市の姿勢を批判しました。

「追い出し」方針に同意せざるを得なかった人たちのなかでも、市の執拗な働きかけによって泣く泣く転居せざるを得なかった人が少なくないのが実態だと指摘し、久元喜造市長の「大半の入居者には神戸市の立場を理解してもらっており、ごく少数の方が理解してもらえてない」などの答弁は、入居者の実態を顧みず、事実を歪曲する答弁だと指弾しました。

さらに市長が兵庫県弁護士会からの意見書に対し「法解釈の違い」と答弁していることに対しても「県弁護士会が意見書に示したのは復興施策のあり方」だと指摘、「法解釈の違い」などで済まそうとする市長にたいして「震災後二十年の被災者の苦しみ、現実を知らない答弁だ」と厳しく批判し、希望者全員の継続入居を決断するべきだと迫りました。

(2015年10月11日付「兵庫民報」掲載)

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