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2015年10月25日日曜日

基地調査レポート:姫路駐屯地

市街地で火を噴く大砲

田中信一(兵庫県平和委員会)

155mmりゅう弾砲

「ドーン…」「ドーン……」大砲のような地響きする大きな音、いや正に大砲の音である。戦車が、大砲(百五十五㍉りゅう弾砲)が、砲撃命令のもと、鳴り響いています。憲法九条はどこに!

ここは陸上自衛隊姫路駐屯地、平成の大修理が終わり観光客で賑わう姫路城のすぐ北側に位置する第三特科隊の駐屯地です。創立六十四周年記念行事が十八日に開催され、観閲式のあと、戦闘訓練が大観衆の前で繰り広げられました。


駐屯地司令の大津勝利一等陸佐は式辞で、「昭和二十六年警察予備隊として発足以来、今日創立六十四周年を迎えた」「今日、我が国を取り巻く情勢は、さまざまな課題や不安定要因がより先鋭化してきており」「一層厳しさを増してきています」「また、一昨年の国家安全保障戦略及び防衛計画の大綱の閣議決定につづき」「平和安保法制の成立により」「自衛隊の新たな役割や任務が付与されることとなります」「あらゆる事態に切れ目なく対応する訓練が必要になる」と述べました。

一九五一(昭和二十六)年以来、「軍隊を持たないとの憲法」を踏みにじってきた自民党政治。「戦争法」の成立で新たな段階に現場の自衛隊が進もうとしています。

「平和憲法が輝く日本政府の実現を」の決意を新たにしました。

(2015年10月25日付「兵庫民報」掲載)

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