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2015年10月4日日曜日

観感楽学

自民党が衆参両院で圧倒的多数を占める現状は、いうまでもなく小選挙区制というマジックのせいです。この選挙制度の恐ろしさが「戦争法」をめぐる国会質疑と採決を通じて実証されました▼得票率が三割にも満たないのに議席の大半を占める自民党が、国民の声を黙殺して強行採決し、戦争への道へと踏み出しました▼一方、「戦争法」に反対する国民のたたかいはさらに広がっています。この国民の声を、国会に正しく反映するためにどうするか、その展望を示したのが「戦争法廃止の国民連合政府を」の声明です▼先般、珍しくNHKがこの問題を「時論公論」でとりあげ、平成二十一年の衆院選で、共産党が立候補者を三百から百五十二に絞ったことが民主党政権実現につながり、先の衆院選では沖縄で統一候補が全員勝利したと紹介。しかし、次の選挙でこの呼びかけが実現するかどうかは、やはり「戦争法反対」「安部政権打倒」の国民運動の広がりにかかっています▼安倍首相は、この法案成立を手土産に渡米し、オバマ大統領との面談、議会演説を目論んだようですが無視されました。日本国民が戦争法に反対していることはもう世界中が知っています。 (D)

(2015年10月4日付「兵庫民報」掲載)

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