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2015年10月18日日曜日

原発なくす兵庫の会:吉井英勝氏講師に学習会

安保条約がらみの異常さ解明


原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会(原発なくす兵庫の会)は、吉井英勝元衆議院議員を講師に学習講演会を十月六日、神戸市勤労会館で開きました。

吉井氏は、「原発をなくし再生エネルギーの爆発的普及へ」と題して講演。福島第一原発事故の原因も溶け落ちた燃料の状態も不明なのに被災者支援の打ち切りを言い出す政府の異常さを厳しく批判し、とくに、「安倍首相には特別な責任の重さがある」と強調しました。スマトラ沖地震(二〇〇四年)でインドの原発の地下室が津波に襲われたことをふまえ、吉井氏が二〇〇六年に提出した質問主意書で内部・外部電源喪失による重大事故の危険性を指摘したのに対し、安倍首相が「安全確保に万全を期している」と答弁しながら実際には何らの対策も取らず、福島の事故を招いたことは、まさに人災だと指弾しました。

さらに、日本の原発政策が日米安保条約絡みで進められている異常性を歴史的に解明しました。

一方、自然エネルギー活用は地域でも急速にすすんでいることをあげ、「太陽光、風力、地熱、バイオマスなど再生可能エネルギーは地理的条件でそれぞれ違う。だから企業の利益でなく地方自治が大事だ」と展望を語りました。

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原発をなくす会の共同代表の津川知久兵庫労連議長は閉会挨拶で、この講演を力に原発からの撤退、自然エネルギーの推進を地域から行動で進めていこうと訴えました。

(2015年10月18日付「兵庫民報」掲載)

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