記事を検索

2015年10月25日日曜日

芦屋市で非核平和都市宣言30周年祈念のつどい

二度と同じ苦しみをさせたくない――被爆アオギリに託された思い広げよう


上映前に挨拶する、(左から)中村里美統括プロデューサーと伊藤茂利音楽監督。
ステージ右端は精道小学校で育てられているアオギリの鉢植え。

芦屋市で十七日、非核平和都市宣言三十周年・被爆七十周年非核平和祈念のつどいが開催され、百人を超える市民が参加しました。

主催は芦屋非核平和のつどい実行委員会(幸原久実行委員長)、芦屋市原爆被害者の会(千葉孝子会長)が共催、芦屋市と芦屋市教育委員会、コープこうべ第二地区活動本部が後援しました。

芦屋市議会が全会一致で宣言を決議した二年後の一九八七年十月に市民主体の実行委員会で開催して以降、阪神・淡路大震災後の数年を除く毎年、宣言を記念して開催されています。

今年は被爆アオギリに励まされて被爆証言活動を続けた沼田鈴子さん(故人)をモデルにした映画『アオギリにたくして』の上映がメイン企画です。今年、後援に加わったコープこうべが以前平和事業で寄贈した被爆アオギリの三世がいまも育つ市立精道小学校を会場にして開催しました。

つどいでは、上映に先立って山中健市長からのメッセージが紹介されたあと、映画製作の統括プロデューサーを務めた中村里美さんが講演。「二度と同じ苦しみをさせたくない」という被爆アオギリに託された思いを広げてほしいと訴えました。

参加者からは「最後まで涙、涙でした。戦後生まれですが、感じたことを孫に、友人等に伝えていきたい」「伝えなければでなく、伝えたいと思わせていただいた」などの感想が寄せられました。

平野貞雄=芦屋市議)

(2015年10月25日付「兵庫民報」掲載)

日付順目次