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2015年9月6日日曜日

自衛隊員募集に市町が名簿提供:本人・保護者の同意・承諾なく

戦争に行くな!川西連絡会:教育委員会に抗議・懇談


「戦争に行くな!川西連絡会」は、8月25日、川西市が自衛隊に「こどもの名簿を提供していた」事実に対して川西市教育委員会と懇談しました。

川西市は2014年度に、15歳男子879人、18歳男女1,510人、21歳男女1,334人、2015年度は、18歳男女1,612人の個人が特定できる氏名・住所・生年月日・性別の4情報を本人や保護者に知らせず紙媒体で自衛隊に提供した事実に対して抗議の申し入れを行い、懇談したものです。

市教育委員会からは、若生教育推進室長、中西教育総務室長が参加、「会」からは、新日本婦人の会、地区労連などから6名が参加しました。

「会」としては、自衛隊への名簿提供に法的根拠がないことの他、市は、自衛隊が間違って依頼した15歳名簿を提供した(その後破棄)事実があり、教育委員会として、こどもを守る立場で①名簿提供を行わせない事②提供した事実について市が公表する事を求めるよう、教育委員会の独自性をいかした対応を求めました。

しかし、教育委員会は、「独立した組織であり、市教委のデータではなく、施策にも影響をしていないため、市の名簿提供が適合か否かを精査していない」という回答に終始しました。

「会」として、教育委員会は、市長部局とこどものために10分な情報共有をし連携をとること、独立した組織として市長部局の間違いにしっかりと意見すべきことを強く求め懇談を終えました。

兵庫県下41自治体のうち、名簿提供していたのは13自治体だけでしたが、今年度、西宮市・宝塚市が名簿提供を止めており、7月現在、阪神間での名簿提供は川西市だけとなっています。

(黒田みち=川西市議会議員)



「提供やめよ」:谷川まゆみ議員が迫る


姫路市では、2013年に自衛隊兵庫地方協力本部長と市長との間で協定を結び、以来、大卒および高卒相当年齢者の氏名、住所、性別、生年月日の4情報を本人の同意、保護者の承諾なしに紙および電子媒体で自衛隊に提供しています。

ことし6月議会では日本共産党の谷川まゆみ議員が、「自衛隊の募集の仕事は法定受託事務で市町村の事務となっている。防衛庁側は事実上の依頼を行っている。だから、依頼に応じるところは出す、依頼に応じたくないところは出さないという法律関係」(03年、片山総務相・当時)との国会答弁も紹介し、紙や電子媒体による情報の提供は止めるよう強く要求しました。


自衛隊への自衛官適齢者名簿[住民基本台帳]提供状況 =2014年度=(党姫路市議団調べ)
地域名 市町名 閲覧のみ 紙媒体 電子媒体
神戸市
阪神南 尼崎市
西宮市
芦屋市
阪神北 伊丹市
宝塚市 ■※1 ■※2
川西市
三田市
猪名川町
東播磨 明石市
加古川市
高砂市
稲美町
播磨町
北播磨 西脇市
三木市
小野市
加西市
加東市
多可町
中播磨 姫路市
市川町
福崎町
神河町
西播磨 相生市
赤穂市
宍粟市
たつの市
太子町
上郡町
佐用町
但馬 豊岡市
養父市 ■※3
朝来市 ■※4
香美町
新温泉町
丹波 篠山市
丹波市
淡路 洲本市
南あわじ市
淡路市
※1
自衛官等および防衛大学もしくは防衛医科大学校の学生または陸上自衛隊高等工科学校の生徒募集
※2
自衛官および自衛官候補生の募集
※3
2015年度は紙媒体のみ
※4
2015年6月からは閲覧のみ
今年7月作成。その後の変化は反映していません。

「取りやめ、謝罪」を:姫路革新懇が市長に要望書



姫路革新懇は8月17日、姫路市長に対し、住民台帳提供の「取りやめ、謝罪」を求める要望書を提出しました。

(2015年9月6日付「兵庫民報」掲載)

「取りやめ、謝罪」を:姫路革新懇が市長に要望書



姫路革新懇は8月17日、姫路市長に対し、住民台帳提供の「取りやめ、謝罪」を求める要望書を提出しました。

(2015年9月6日付「兵庫民報」掲載)

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