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2015年9月13日日曜日

西宮市が集会所の鍵交換:借上復興住宅弁護団が抗議

市の担当者(左)に抗議する
吉田弁護士(中央)と入居者(右の三人)

西宮市が二十年の期限を理由に復興住宅「シティハイツ西宮北口」の入居者に九月末までの退去を求めている問題で、借上復興住宅弁護団は九月一日、西宮市が、入居者への事前説明もなく、代理人である同弁護団にも無断で、一方的に集会所の鍵を交換したことに抗議するとともに、入居者の居住権を尊重し、弁護団と市、URとの三者協議を早急に行うようあらためて申し入れました。

同住宅の共用部や集会所などを直接管理に移行すると一方的に通告してきた西宮市が、集会所の鍵の交換を、入居者に直接、連絡したことを受けて、同弁護団は八月三十一日、「違法な自力執行に該当する」と中止を求める「抗議文」を送付。入居者と同弁護団の吉田維一弁護士、支援者は九月一日、同住宅集会所前で市担当者にたいし、鍵交換に抗議するとともに説明を求めました。

市住宅整備課の高井英明課長は、十月に同住宅をURに返還するため共用部の点検と直接管理のために集会所の鍵を交換すること、新しい鍵は住民に預けるなどと説明しました。

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借り上げ復興住宅をめぐっては、兵庫県弁護士会がことし七月、「一般公営住宅に入居した被災者との公平性が図られるよう、建物所有者との借上契約の満了後も、希望する者の入居継続を基本とすべきである」とする意見を表明しています。

(2015年9月13日付「兵庫民報」掲載)

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