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2015年9月13日日曜日

神戸市の看護大学・外国語大学でも「安保法案」廃案求める有志の会

有志の会県内5大学に広がる


「安全保障関連法案」の廃案を求める有志の会が、新たに神戸市看護大学、神戸市外国語大学でも結成され、神戸大学、関西学院大学、神戸女学院とともに県内五大学となりました。

○神戸市看護大学


神戸市看護大学有志の会」は、八月二十六日に声明を発表しました。声明のなかでは―
「いのちを守る医療、いのちを支える看護、いのちを尊重する福祉は、戦争のない社会においてこそ可能です。敗戦までのアジア太平洋戦争の犠牲者のうち、殉職した日本の看護職者の数は、確認されただけで千名以上にのぼります。私たちは、看護学生や看護職者を二度と再び戦場に送り出すことのないよう、安全保障関連法案に反対の意志を表明し、同案の閣議決定を撤回し、廃案にすることを強く求めます」
―とし、神戸市看護大学に関係するすべての人々に賛同をよびかけ、八月三十日までに十四人が賛同しています。

○神戸市外国語大学


神戸市外国語大学有志の会」は九月一日―
「この法案が可決された場合には、『行動する国際人』を標榜する神戸市外国語大学で学んだことを生かして国際社会で活躍する学生や卒業生の活動範囲を大いに制限し、場合によっては安全さえも損なう結果になることが容易に予測されます」「私たちは、外国語大学で教育研究に携わる者として、また、ここで学習研鑽に励む者として、日本の安全と平和は、言語と外交という知力を主軸として粘り強く守るべきものであるという立場を表明し、上記法案の廃案を強く訴えます」
―との声明を発表し、関係者に賛同とメッセージをよびかけています。

九月四日までに氏名非公表の人も含め三十九人が賛同しています。

賛同者は―
「母校がこのような声明を出すことは光栄です。色々な立場の人たちがその人の身の丈で声をあげてゆくことが必要です。私もわたしの立場で主張してゆきます」
「神戸外大は、海の見える市内から離れた場所にある小さな大学ですが、国際志向をもつオリジナルな学生が集まっている共同体。そうした母校からの異議申し立ての声に賛同します」
―などのメッセージを寄せています。


神戸大学、関西学院大学、神戸女学院、神戸市看護大学、神戸市外国語大学をはじめ全国の大学の「有志の会」などの連絡先・署名ページは、「安全保障法案に反対する学者の会」サイト所載のリンクリストからたどることができます。
http://anti-security-related-bill.jp/link.html

(2015年9月13日付「兵庫民報」掲載)

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