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2015年9月17日木曜日

若者たちの「関西大行動」2万人がデモ、スピーチ

デモをしながらスピーチで訴える兵庫からの参加者

「戦争法案に反対する関西大行動」が九月十三日、大阪市の靱公園を出発点にとりくまれ、約二万人が参加しました。

SEALDs KANSAIやSADLに加え、近畿二府四県の各地でデモに取り組んできた十一の若者グループが主催。兵庫県からは戦争法案に反対する神戸デモ実行委員会が参加しました。

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デモでひときわ盛り上がったのが、参加者によるスピーチです。

「おじいちゃんから戦争体験を聞いた。最終的には身体が丈夫でない人まで徴兵されたと言っていた。現代で徴兵制はありえないと言うが、経済的徴兵制とでも言うような事態が起こりかねないと危惧している」

「イラクの子どもたちを取材して書かれた本を読んだ。そこでは劣化ウラン弾によって放射能の被害を受けた子どもたちのことが書かれていた。この法案が通れば、自衛隊がこうした武器を運ぶことになる。こんなことさせてはいけません」

「憲法違反と分かっていて説明ができないから、時間いっぱいまで空回りな答弁ばかりして、無理やり法案を押し通す。おかしいじゃないですか! 首相の思い通りにするために強行採決だなんて民主主義国家として間違っています」

「この法案が抑止力になるという人がいます。しかし抑止力は相手を思い通りにしたい、コントロールしたいという傲慢さではないでしょうか。本当に国際社会に必要なのは相手の歴史や文化を知り、互いに違いを知りながらそれを尊重することだと私は思います」

―など九人が発言しました。

それぞれのスピーチには、ドラムをたたく音や「そうだ!」という歓声が沸き起こりました。

また、スピーチのあいまには「戦争したがる総理はいらない」「戦争法案絶対廃案」「憲法守れ」「安倍は辞めろ」などコールして御堂筋を歩きました。

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デモに初めて参加した二十二歳の女性は「戦争法案を止めるために声をあげたいと思って参加したけど、とにかく楽しかった」と話します。

(2015年9月20日付「兵庫民報」掲載)

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