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2015年8月2日日曜日

民青東播地区:映画『標的の村』に「怒りと元気湧いた」


民青東播地区委員会は7月20日、青年のつどいとして映画『標的の村』を見る会を開きました。

地区委員仲間で試写会をして、基地肯定派も含めて多くの人と一緒に見たい作品だとの思いを強くしました。党東播地区委員会も的確な援助をしてくれました。92歳の大宮栄一さんのシベリア抑留体験や元神戸製鋼所の技術開発者で西明石9条の会事務局長の出口幹郎さんの講演「フクシマとオキナワの今」も併せて企画しました。

抑留体験を語る大宮さん

緊急企画にもかかわらず神戸新聞から取材もあり、久しぶりに民青の名前が単独で記事になりました。

当日は、法案が強行採決された怒りの広がりもあり、最初の上映は立ち見が出る満席で、全体で90人が集まりました。

作品はヘリパッド反対と普天間基地閉鎖の座り込みの記録です。米軍基地が何らかの安全や人権を守るため必要だという欺瞞を暴く力があります。座り込みに参加もしていない7歳の少女を防衛局が告訴し、裁判所を主権者弾圧に悪用する――一片の大義も民主主義もない実態が描かれていました。

日米両政府と安保条約の手で対立させられる同じ沖縄県民同士を、島に伝わる農民の抵抗歌がつなぎ合わせようとしていきます。島の歌は初めて聴く私たち観客をも座り込み現場につなぎ合わせるように響き、県警に引っ張って行かれる痛みも、野蛮な権力への悔しさも伝わってきました。

怒りはごまかさず喧嘩はしないという懐深い明るさがあふれていて、「怒りと元気が湧いた」という感想が目立ちました。また、遠方から参加した青年を民青に迎えることもできました。

民青東播地区委員会では、このつどいを力に、きっと戦争法案を廃案に追い込もうと決意を新たにしています。

(服部憲=民青東播地区委員会)

(2015年8月2日付「兵庫民報」掲載)

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