記事を検索

2015年8月9日日曜日

観感楽学

「戦争法案」廃案へ連帯の輪が劇的に広がっています。とりわけ、国会前をはじめ全国でも兵庫でも、若い世代のみずみずしい運動が発展していることに誰もが励まされているのではないでしょうか▼私が住み、活動している地域でも、神戸大学で初めて緊急集会が開かれ、教員や学生ら180人が集まり、試験最中の学生も「民主主義を守ろう」と声をあげました。本紙既報のとおり、子育て中のお母さん方が宣伝や署名を行ったことに、私自身も4歳の子どもを持つ親として、自身の生き方が問われる思いでした▼安倍首相は衆院強行採決の際、「国民の理解が進んでいない」と吐露しましたが、「国民の理解」が進み、法案の違憲性・危険性を感じているからこそ、これだけの批判の声があがっているのではないでしょうか▼まもなく70年目の終戦記念日を迎えます。安保闘争の実体験がない私たちの世代にとって、これだけ戦争や平和の問題を深く考え、行動し、戦後70年の民主主義の積み重ねと発展を感じる8月はなかったと思います▼戦後が戦後であり続けられるよう、この8月が本当に正念場。あらゆる違いを乗り越えて、今こそ団結・連帯を。 (T)

(2015年8月9日付「兵庫民報」掲載)

日付順目次