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2015年8月23日日曜日

観感楽学

原水爆禁止世界大会に参加した海外代表2人が兵庫県を訪れた。1人はアメリカのジョセフ・ガーソン氏。NPT再検討会議での国際共同行動の共同代表だ。阪神・淡路大震災直後、被爆者などのお見舞い、激励に来県してくれたこともある▼米大使などが非核「神戸方式」に干渉した際、サミット(沖縄県・2000年7月)に合わせて1600人以上の募金で意見広告を「沖縄タイムス」に掲載した。沖縄からの米軍基地撤去と合わせて「米日政府が神戸の非核政策を尊重することを要求する」というものだった▼もう1人はイギリスCND(核軍縮キャンペーン)のデイブ・ウェブ議長。1957年創立の平和団体で、英国の核兵器全廃とともにトライデント原潜の廃止を主張。非核の海洋を求めて非核「神戸方式」と連帯してきた▼スコットランド独立の住民投票が実施されたが焦点は原潜基地がそこにしかないため、英国の核兵器全廃に直結する可能性があったということ。独立は成就しなかったが直後の総選挙で独立派が議席を独占、核兵器廃絶が引き続き英国政治の中心に座ることに▼非核「神戸方式」は注目すべき国際連帯を広げている。 (K)

(2015年8月23日付「兵庫民報」掲載)

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