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2015年8月23日日曜日

兵庫県の最低賃金794円、たった18円の引き上げ

こんな額では生活できない!:兵庫労連が労働局前集会



8月5日、兵庫地方最低賃金審議会は兵庫労働局長に794円を答申しました(引き上げ額18円)。この額は中央最賃審議会が目安として答申した額そのままです。兵庫では今年初めて審議委員の前で口頭陳述が出来たにもかかわらず、低調な額であったことは、審議会がどこまで議論したのか疑問を残すものです。これでは人間らしい生活は到底営むことができません。

兵庫労連は答申されたこの日、労働局前で緊急集会を開催し、約70名が参加しました。情勢報告を行った中村伸治事務局次長は、「この間、署名を約4,700筆提出(監督署提出含む)するなど大幅引き上げを迫ってきた。雇用戦略対話(政労使合意)の“20年までに1,000円”を達成するためには毎年約50円上げなくてならない。労働局は本気で合意を守る気があるのか。答申に対する異議申し立てを行う」と今後もたたかう姿勢を示しました。

参加者からは、介護職場の低処遇を告発(福祉保育労)、労基署に署名を提出し、全国一律制についても要請した(尼崎労連)、フレックスタイム制は残業代ゼロにつながる(県国公)とそれぞれのたたかいが語られました。

また、兵庫県商工団体連合会(兵商連)の村上健次副会長も駆けつけ、地域経済のためにも共に頑張ろうと連帯のあいさつを受けました。

労働局前に集まった仲間は労働局に向かって元気にシュプレヒコール。大幅引き上げを求める集会決議も採択しました。

兵庫労連は今後も粘り強く最賃の引き上げを求めてたたかいを続けます。
(土井直樹=兵庫労連事務局次長)


(2015年8月23日付「兵庫民報」掲載)

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