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2015年8月9日日曜日

借り上げ住宅「追い出し条例」案に500件超す反対意見

ひょうご借り上げ住宅協議会は7月30日、第38回定例会議を開催しました。会議ではこの1カ月間の取り組みを総括し、運営委員会が提案した今後の活動計画について議論し、みんなで確認しあいました。

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経過報告では、「神戸市市営住宅条例の改正」についての意見募集(パブコメ)に対し、借り上げ住宅入居者などから355件、労働団体や民主団体から100件あまり、さらに個別にメールやFAXで神戸市に直接送られた意見など、わずか10日あまりの期間に、500件を超える批判的なコメントが寄せられことが紹介されました。

このパブコメのうち兵庫県弁護士会が、憲法や住生活基本法の観点から継続入居を真正面から主張する意見書を提出したことは、きわめて画期的なことで、強引な追い出しに抵抗してたたかっている入居者に大きな励ましとなりました。

協議会・連絡会が借上弁護団と連携して取り組んだこの「意見書提出運動」は、新たな条例を9月議会で議決し、来年1月施行で居住者追い出しの根拠にしようと目論んでいた神戸市に衝撃を与えました。

また、この間、西宮市連絡会では入居者と委任契約をした弁護士と西宮市が初めて交渉したことも報告されました。

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協議会は、今後、兵庫県との交渉、弁護士参加の懇談会、神戸市への公開質問状提出、さらに、幅広い視点から運動を発展させるためシンポジウムを計画することなどを確認しました。

(段野太一)

(2015年8月9日付「兵庫民報」掲載)

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