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2015年7月19日日曜日

養父市議選不当捜査事件で抗議集会


養父警察の不当捜査をやめさせる市民の会が7月11日、養父市八鹿町で抗議集会を開催し、県下各地から150人が参加しました。

養父市議選不当捜査は兵庫県警・養父署が、2012年10月の養父市議選の際、八鹿高校元教師が同校OBに出した手紙を公職選挙法違反だとして、現在まで2年9カ月も捜査を続け、市民を脅している事件です。

警察は、選挙後、元教師に出頭を求め、尾行、聞き込みを行い、半年後に元教師宅の家宅捜索を行いました。2カ月後に押収品をすべて返還したものの、捜査終結も送検もせず、定期的に呼び出しを継続しています。市民の会からの捜査終結の要請に「時効まではやるかも」「時効後もできない規定はない」と開き直っています。

今回の集会では、日本国民救援会兵庫県本部の濱嶋隆昌事務局次長が、公選法自体が国連人権委員会から表現の自由を侵害するものとして停止するよう求められていること紹介し、養父事件のたたかいの大義を報告しました。

また、前田貞夫弁護士は、元教師や家族は緊張を強いられ、体調を壊した方もあり、まさに「拷問」だと指摘。捜査終結を要請した際、今後呼び出しを続けることで重大な事態が起こる危険があると警告した医師の診断書の受け取りをを警察が拒否したこともあげ、これは40年前の八鹿高校事件で暴力を容認、市民の批判を受け、解決金を払ったことへの逆恨みではないかと指摘しました。

各分野の発言のあと、元教師らが挨拶し、集会で励まされていると感謝を述べました。

集会後、参加者らは養父署へ集会決議を届け、抗議行動を行いました。養父署は「不穏な状況で受け取れない」と集会決議の受取りを拒否。「市民の会」が後日、再度届けることにしました。

この集会には、議員になる前からこのたたかいに参加してきた堀内照文衆議院議員も連帯挨拶を行い、警察の人権蹂躙を批判し、戦争法案めぐる事態にも触れ、被害者の元教師のたたかいを激励しました。

(2015年7月19日付「兵庫民報」掲載)

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