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2015年6月14日日曜日

全労連:初級教育制度「わくわく講座」開講

記念講演する中田進氏

労働組合の基礎を学ぶ全労連初級教育制度「わくわく講座」が今年からスタート。労働者の権利や憲法、ナショナルセンターの役割などをこれから組合役員になってもらいたい人や役員になって日が浅い人が学びます。

兵庫県内では80名以上が受講することになりました。6月7日には神戸市勤労会館にて開講式が行われ、兵庫県内の受講生やサポーターなどが集まりました。

記念講演では関西勤労者教育協会の中田進氏が「労働組合の社会的役割、学習意義」をテーマに分かりやすく語りました。中田氏は憲法について、条文だけでなく歴史的観点からもやさしく楽しく解説し、憲法の魅力を紹介しました。また、労働組合の社会的役割は経済・政治・思想の三つの闘争があり、とりわけ思想闘争は「無知は無力」とあるように資本の思想があふれている現在では労働者としての学習教育が必要と強調。戦争法案・派遣法など直近情勢にも触れながら、社会が大きく変わろうとしている中で労組の活動が問われていると指摘し、ぜひ受講生はそろって修了してほしいと期待がこめられた講演となりました。

講座の制度や使用するシステムについて説明が行われた後には、受講生がそれぞれ思いを語り交流しました。「団体交渉では思いどおりにならないこともある。是非勉強したい」「執行委員会の中で受講しようとなった」「後輩に伝えていくために受講」「働くとは何かを学びたい」など熱い胸の内が明かされる場となりました。

参加者からのアンケートでは講演について「わかりやすく楽しかった」「憲法を歴史的観点から聞けて勉強になった」「組合活動の必要性を知って頑張ろうと思った」「やる気が出ました」などの記載が多く、学習意欲がさらに深まった開講式となりました。

受講生は11月までの6カ月間、テキストでの独習を基本に、職場や地域でサークルでの学習会や講座専用のウェブシステムも利用しながら修了をめざします。

(土井直樹=兵庫労連事務局次長)

(2015年6月14日付「兵庫民報」掲載)

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