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2015年6月7日日曜日

借り上げ住宅協議会:態度改めない神戸、代理人通さない西宮

挨拶する安田代表(左隣は岩田氏、右隣は段野氏)

5月28日、神戸市内で第36回借り上げ住宅協議会が開催され、約50人が参加しました。

安田秋成代表が開会挨拶、段野太一運営委員が資料説明および活動報告、岩田伸彦運営委員が、神戸市との交渉結果について報告し、西宮連絡会からの活動報告もありました。

安田秋成代表は、「被災者は、これまで声を上げ続けてきた。しかし、借り上げの問題では、神戸市長や兵庫県知事にあえていない。継続入居の希望を、直接、知事や市長に訴えていきたい」と冒頭にのべました。

5月18日におこなった神戸市との交渉結果を報告した岩田さんは、「堀内衆院議員の国会での質問をうけて、大臣が『地方自治体が、個別丁寧に対応するべきだ』と述べているにもかかわらず、神戸市の対応は『なんら変わらない』と回答した。堀内議員が事例をあげた入居者の方々を訪問して直接事情を聞くことすらしていない。やりとりの最後には、行政も事情を聞きに行くことになったが、本当に許せない」と語気を強めました。

西宮連絡会からは、9月に迫っている退去期限に対して、入居者7人が弁護士を法定代理人としているのに、市の職員が直接訪問をしていることを報告。「行政職員は、代理人の意味もわかっていない」と批判しました。また、兵庫県保険医協会との懇談会をひらいたことも報告。「力強いバックアップをいただけた。みなさんとも連携を強め、解決のために力を尽くしたい」と述べました。

段野運営委員は発言の中で、1996年6月27日の神戸市議会での笹山幸俊市長(当時)の答弁から「例えば10年あるいは20年先に、まちが成熟していくに連れてそのまちを皆さんが、いいまちになったねと、当時の人はいいことを考えてくれたと、こういうふうに言っていただけるまちを残したいというのが、恐らく地域の方はそれが本旨だと思います」といいう部分を紹介して、「いまの市の姿勢はこの立場にたっていない。借り上げの問題も解決することに、この立場が問われている」と語りました。

今回の協議会には、日本共産党から、きだ結県会議員、大かわら鈴子神戸市議、杉山たかのり西宮市議、まつお正秀西宮市議が参加し、それぞれ挨拶をしました。

(2015年6月7日付「兵庫民報」掲載)

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