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2015年6月28日日曜日

憲法違反の「安保法制」許すな:「兵庫大集会」に9,000人


兵庫県弁護士会主催の「集団的自衛権行使容認&特定秘密保護法に反対兵庫大集会・パレード」が6月21日、神戸・三宮で行われ、9,000人が参加(主催者発表)、「安全保障法制」=戦争法案廃案へ声をあげました。

東遊園地でひらかれた「大集会」では、開会挨拶で幸寺覚県弁護士会会長が、安全保障法制に対し、立憲主義、平和的生存権など日本国憲法のあらゆる根本原理に反しているとして日弁連のほか兵庫県はじめ39弁護士会が反対していることを紹介、「廃案に向け一致団結して頑張ろう」と呼びかけました。

講演する伊藤氏

続いて伊藤塾塾長で日弁連憲法問題対策本部副本部長の伊藤真弁護士が、戦争法案の問題点を15分で簡明に解説。「憲法の番人は国民。いまこそその力を出す時。絶対にあきらめず、反対の声を上げ続けよう」と訴えました。

県弁護士会会員によるリレートークでは、後藤玲子弁護士が、この間、自ら訪問してきた辺野古の状況を報告。住民の反対運動に対する威嚇、実力行使の実態を告発し、安倍政権が「法の支配」とは真逆のことを行っており、新基地建設強行は集団的自衛権行使容認と根が同じだと批判。オール沖縄のように、オール兵庫でくい止めようと呼びかけました。

津久井進弁護士は、安倍政権が明文改憲も着々と狙っていると警告。その中で災害時対応を口実に戒厳令の実行を狙っていると述べ、阪神・淡路大震災など被災地住民の責任として、その企みを止めようと訴えました。

若手の大多和優子弁護士は、立憲主義、民主主義、平和主義の憲法原則に反する法律を許せば、何気ない日常も奪われる―そうさせないために、主権者である国民が憲法12条に書かれている「不断の努力」を続けていこうと呼びかけました。


パレードは三つのコースに分かれ、フラワーロードから三宮センター街にかけ、「イケン」(違憲)と書いたプラカードを掲げ、コールを響かせ、市民に訴えました。

(2015年6月28日付「兵庫民報」掲載)

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