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2015年5月17日日曜日

NPT再検討会議成功に向けたニューヨーク行動に参加して(2)

国際世論は日米などの抵抗勢力を包囲

日本共産党国会議員団兵庫事務所長 金田峰生

国際行動デー・NY行動パレード(前列片手をあげているのが金田さん)
(写真提供は津川さん、タイムスタンプは日本時間)

26日の「核兵器のない世界のための国際行動デー・NY行動パレード」は、沿道の通行人やアパートの窓から、たくさんの笑顔とピースサインが寄せられ、特に「No War(戦争をなくそう)」の呼びかけに反応がありました。

代表団が633万6,205人分の「核兵器全面禁止アピール署名」を提出。フェルーキ議長は「皆さんは正しい目的に向かって、正しい方法で活動している」、ケイン氏は、「国連を代表し、私は皆さんの署名を謙虚な気持ちで受け取ります。署名された1人1人の方に心から感謝します」と挨拶しました。

また、潘基文国連事務総長は、NPT会議へ宛てたメッセージの中で、「それらの署名は、市民社会がわれわれに強い希望と期待を持っており、軍縮のチャンピオンに感謝する」と述べました。

27日の、「ともに核兵器のない世界へ新たな地平を開こう」と題する国際シンポジウムは、セルジオ・ドゥアルテ元国連軍縮担当上級代表、ホルヘ・ロモナコメキシコ軍縮大使、ジョセフ・ガーソンアメリカフレンズ奉仕委員、ジェニー・クレグイギリス核軍縮運動家をパネリストに迎え、1,000人を超える参加者で大きく成功しました。

*

いまだに「核抑止力論」にしがみつく政府が存在し、日本政府もアメリカ政府に追従していますが、核兵器廃絶に抵抗する勢力は、国際世論に包囲されています。

圧倒的多数の国が、広島・長崎を繰り返ない立場から出発し、核兵器は抑止力ではなく、無差別大量殺人兵器であり、その存在自体が非人道的であるとの認識に到達しています。「抑止力論」や段階論は厳しく批判されています。

巻き返しが強まり、今回のNPT再検討会議は成果が期待できないだろうとの予測がされていますが、私は、皆さんの署名と草の根の活動が、確かに国際社会へ大きなインパクトを与え、励まし、揺り動かしていることを実感しました。

(2015年5月17日付「兵庫民報」掲載)

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