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2015年5月17日日曜日

民青学生班がIS、集団的自衛権テーマに学習会

4月20日、新歓で寄せられた「ISの問題が気になる」「集団的自衛権はこわい」という声にこたえ、民青同盟学生班がジャーナリストの志葉玲さんをゲストに学習会をおこないました。


志葉さんは冒頭「後藤さんの事件以来、ISの問題が取り沙汰されるようになった。同業者として見過ごせない事件であると同時に、今のマスメディアの取り上げ方については思うところがある」と話し始めました。そして、「ISの幹部たちは元々フセイン政権時代のイラク軍の幹部であり、イラク戦争後米軍によって捉えられ、刑務所に収監されていた」と話し、ここで行われていた米軍による拷問や虐待の実態について紹介、「ISは、米軍やイラク警察がやってきたことをそのままコピーしている。背景にはイラク戦争がある」と話しました。

そして、日本の資金でイラク警察を民間軍事会社に戦闘訓練させたことや警察車両を提供したことなどを挙げ「これらの問題に日本も無関係ではない」と指摘しました。

さらに話題は集団的自衛権の問題に。「集団的自衛権は日本が攻撃されていなくても、アメリカが攻撃され、あるいはその恐れがあれば日本もいっしょに戦争するというもの」と話し、「イラク戦争は国連安保理決議にのっとらない違法な戦争だった。それを支持したのが日本。アメリカによる違法な戦争犯罪の片棒を担ぐのかということが問われる」と指摘しました。

最後に、「日本国憲法は平和的生存権を保障している。これは殺されない権利であると同時に、殺さない権利でもある。世界から戦争やテロをなくすためには、この平和的生存権の精神で戦争の原因を取り除く平和外交こそが必要」と話しました。

参加した学生からは「日本がつくった武器が人を殺す可能性があると聞いて恐ろしいと思った」「平和的生存権をなくそうとする自民党のやり方を変えないといけないと思った」などの感想が寄せられています。
(上園隆=民青同盟兵庫県委員長)

(Web版のみ)

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