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2015年5月31日日曜日

観感楽学

オスプレイが51機も日本の空を飛び回る? 沖縄配備の24機に加え、米軍横田基地にへの10機配備が公表され、自衛隊は17機導入する計画を公表している▼米軍岩国基地には戦闘機57機に加え、横須賀米軍基地から空母艦載機57機、普天間基地から空中給油機12機が移駐する計画だ。中四国地方で米軍機の低空飛行訓練が激増しているが、但馬地域にも拡大することは必至だ▼但馬地域には米軍機の低空飛行訓練空域が存在する。ブラウンルートと名付けられている。今年1月にもジェット戦闘機2機の長低空飛行がスキー客らを驚かせた▼ここは公立豊岡病院を拠点とするドクターヘリの飛行空域とすっぽり重なる。「低空飛行訓練を許さない但馬の会」も結成された。兵庫県は低空飛行の中止を要求するどころか県の防災訓練に米軍を参加させ、オスプレイの参加まで要請した▼昨年10月、県地域防災計画が在日米軍からの支援受け入れを盛り込んだものに改定された。今年、伊丹市の陸上自衛隊中部方面隊で日米共同指揮所演習(ヤマサクラ)が行われる。自治体の戦争協力も強制する戦争法案が出されている時に、兵庫県を舞台とした戦争準備に注目してほしい。(K)

(2015年5月31日付「兵庫民報」掲載)

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