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2015年4月5日日曜日

日中友好協会垂水支部が侵略の歴史考える学習会

虐殺事件の現地調査を報告


報告する上田氏

日中友好協会垂水支部は、3月26日夕、垂水区内で「侵略の歴史を考える学習報告会」を開催し20人が参加しました。

1943年5月、「江南殲滅作戦」で侵攻した日本軍に中国軍民3万人余りが虐殺されたと言われている地、中国湖南省南県廠窖(しょうこう)鎮の「廠窖惨案紀念館」を昨年4月、12月の2度にわたり協会員が訪れ、虐殺事件被害者や研究者から当時の状況、証言を聞いた内容を上田雅美県連事務局長が報告しました。

上田氏は、現地の様子をスライド上映しながら、日本軍が侵攻した地図や被害者、目撃者の証言内容、事件現場などを紹介、日本軍の作戦をまとめた防衛研修所戦史室の資料や中国側の事件に関する報道内容も資料で説明しました。

また事件被害者が、安倍首相の改憲発言や集団的自衛権行使に向けた動き、靖国参拝に見られる侵略戦争への無反省に、日本が再び戦争をするのではないかと恐怖心を抱きながら見つめていることや平和を心から望んでいる思いを紹介しました。

報告会参加者からは、「若い人たちは領土問題など今の問題で中国のことをよく思っていない人が多い。理解を広げられる話題、対話が大切ではないか」「知らなかったことを耳にして日本人も想像を絶するえげつないことをやってきたのですね。誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです。今後、日中友好をモットーに仲良くしていくことを願います」などの感想が寄せられました。(U)

(2015年4月5日付「兵庫民報」掲載)

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