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2015年4月5日日曜日

夙川・北夙川・甲陽園の3つの9条の会:〝大震災から教わる〟つどい

全日本仏教会元理事長の豊原氏ら招き


阪神・淡路大震災の体験を語る豊原氏

西宮市の夙川9条の会、北夙川9条の会、甲陽園9条の会が3月28日、越木岩公民館で「阪神・淡路大震災、東日本大震災から教わるもの」をテーマに集いを開催し、同市内の西福寺住職で、浄土真宗本願寺派元総長、全日本仏教会元理事長の豊原大成氏と、阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議の岩田伸彦事務局長から話を聞きました。

当時、京都の本願寺に勤務していた豊原氏は、阪神・淡路大震災前日に妻と娘を連れ実家である西福寺に帰省、夜、ひとり京都に戻り、翌朝の大震災で父、妻、娘を亡くしました。「家族の一員であるとともに住職としての勤めを果たさなくては」と悲しみをこらえ地域を回った体験の中で、人間をはじめ生き物は命を伝えて生きているが、人間は命を伝えられなくなっても「心を伝える」ことができる、有り難いことだ、一瞬一瞬を大切にいきようと考えたことなどを語りました。

岩田氏は、災害援護資金返済、借り上げ住宅追い出し、新長田南など大規模再開発、アスベスト曝露など、大震災から20年の課題や、阪神・淡路以来の被災者の運動が東日本大震災被災者支援策に反映していることなどを報告しました。

(2015年4月5日付「兵庫民報」掲載)

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