記事を検索

2015年3月15日日曜日

生活保護過少支給:利用者勝訴の高裁判決が確定

神戸市の北福祉事務所が、正確な収入認定を怠り2年3カ月間、生活保護利用者A夫妻に生活保護費を過少に支給。A夫妻が国家賠償を求めた「生活保護・神戸過少支給事件」で大阪高裁は、過少分全額と慰謝料合わせて約68万円の支払いを市に命じる判決を2月26日に言い渡していましたが、3月9日、神戸市は上告せず、高裁判決を受け入れることを発表しました。

これに対し、利用者Aさん(夫)は「生活と健康を守る会をはじめ多くの方々のご支援に感謝します。最低限度を下回る生活を余儀なくされた期間全部に遡って支払われるのはたいへんうれしい。私たち生活保護利用者をはじめ弱いものによりそう福祉行政へ充実させてほしいと願っています」と語っています。

また、支援する会の岡部浩代表も「福祉事務所の職責を明らかにした高裁判決が確定したのは画期的。神戸市が職員体制の充実など、その職責を果たすよう、私たちも厳しく見守っていきたい」と話しています。

(2015年3月15日付「兵庫民報」掲載)

日付順目次