記事を検索

2015年3月22日日曜日

日中友好協会加古川支部歴史講座「古代日中文化交流史」

中国からの技術・文物伝来と日本的特徴への発展



日中友好協会加古川支部が、来村多加史阪南大学教授を講師に、通算18回目の「歴史講座」シリーズ(古代日中文化交流史)を3月1日、加古川駅南まちづくりセンターで開催し、30人が参加しました。

今回のテーマは「古代日本にもたらされた中国製品」。とくに「銅鏡、甲冑、玻璃、螺鈿」を中心に詳しく説明しました。

来村氏は、弥生時代以降に日本から漢王朝に朝貢を競っていた時代に、大陸の文物が日本にもたらされ、当初は本来の意味を解らずに使用していたことを、『漢書』や発掘史料を示して説明しました。

古墳時代以降には、中国系渡来人が多数、移住し、方面の技術を進歩させ、日本的特徴を持つように発展していったことを、さらに奈良時代になると、唐3彩と奈良3彩のように、伝来の技術だけでなく、中国モデルと用途を踏襲しながら日本独自のものを生み出していることを、スライドで見せながら詳しく説明しました。

参加者からのアンケートでは、「カラーなので玻璃、螺鈿は特に色彩も鮮明。説明も具体的でわかり易かった」「日中ともに細かな技術の高さに感心した」「時代とともに発展していることが理解できた」など感想と次回への期待が寄せられました。
(前田清)

(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)

日付順目次