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2015年3月22日日曜日

臨時教職員「空白の1日」「適切な運用を」―総務相答弁

堀内衆院議員の予算委員会質問に


堀内照文衆院議員は3月10日、衆院予算委員会の第2分科会で、臨時教職員の配置多数にともない生じる「教員に穴が開く」問題、臨時教職員の任用について起こっている「空白の1日」の問題をとりあげ、正規任用促進と処遇改善を政府にもとめました。

堀内氏は、全国で起こっている教職員の代替未配置の実例を示しながら、「子どもの学習権を脅かす事態だ」と指摘しました。

文部科学省の中岡司官房審議官は、「正規教員への配置改善が進むよう、各県への助言をおこなう」と答弁。

また堀内氏は、臨時教員の再任用にあたって空白期間を設けることで、社会保険や諸手当、有給休暇などの不利益を受けていることを告発し、解消をもとめました。

高市早苗総務大臣は、「恒久的な業務について臨時的任用を行うことは不適切」「(空白期間については)個別に相談があれば適切な運用がなされるよう助言する」と答えました。


堀内質問を力に兵庫でも改善迫りたい

兵高教組書記次長 梅林真道

学校現場で正規職員と同じ職責を背負い、授業や部活動で生徒と1生懸命に向き合いながら、採用をめざして頑張っている臨時の先生方にとって、本当に心強い質問だったと思います。

高市総務大臣から「そもそも臨時的任用というのは、その都度業務の必要性を判断して任用するものであって、その必要のない恒久的な業務について漫然と臨時的任用を行うことは不適切である。総務省通知の内容を周知して適切な運用を求めたい」との明確な答弁を引き出してくれました。

兵庫県は「事実上の使用関係が中断することなく存続しているとは考えない」という立場で総務省通知の趣旨を真っ向から否定し、臨時の先生方の不利益を解消しようという全国の流れに背を向けています。

堀内質問を力強い武器として、さらに改善を迫っていきたいと思います。

(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)

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