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2015年2月15日日曜日

観感楽学

非核「神戸方式」は3月18日に40周年を迎える。非核証明書(核兵器を積んでいない証明書)の提出を義務づける画期的な措置だ▼この40年間に7か国20隻の外国軍艦が寄港。そのすべてが非核証明書を提出した。しかし核兵器の有無を明らかにしない政策をとるアメリカの軍艦が寄港しなくなった(できなくなった)ことは周知のことだ▼この非核証明書はどういうものか、原水協などがその公開を求めてきた。神戸市はすでに廃棄したなどと言ってきたが、実は存在していた。MBSのドキュメンタリー番組(『知られざる最前線~神戸が担ってきた日米同盟~』=昨年9月21日放映)は衝撃的だった▼「神戸に寄港した外国艦船が提出した証明書の撮影が初めて認められた」として、市職員が非核証明書を机上に並べる様子が映し出された。久元喜造神戸市長は、「非核『神戸方式』に則って(港湾を)管理するという神戸市会の意思を尊重して運用することは不変」と明言した▼市は非核証明書を広く市民に公開し、今後も非核「神戸方式」を厳格に実施する態度を明確にするべきだ。貸し出されている同番組DVDは必見だ。☎078・341・2,818県原水協まで。(K)

(2015年2月15日付「兵庫民報」掲載)

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