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2015年2月15日日曜日

〝光通信過労死裁判地裁判決〟確定を:いのちと健康センターと支援する会が総会

いのちと健康・兵庫センター総会


「いのちと健康・兵庫センター」の第3回総会が2月7日、神戸市勤労会館で行われました。

神戸新聞社編集委員の中部剛氏が「理不尽な死―アスベスト・過労死の現場から」と題し記念講演し、阪神・淡路大震災直後のアスベストの飛散状況や神戸での計測数値を紹介。また神戸港がアスベスト輸入の拠点であったこと、造船・車両工場等で大量に使用していたことから、今後神戸を中心に悪性中皮腫が多発すると予想されるとの医師の意見などを報告しました。労働者を〝迅速かつ公正な保護をするため救済する〟労災法がその趣旨から離れ逆に、労働者や家族を苦しめている過労死裁判の現状に対し、「過労死等防止対策推進法」などの取り組みを社会に広めて行く必要があると強く訴えました。

総会方針としては、人員体制と財政基盤の強化により、宣伝、啓発活動などの取り組みを強め、これまでの2年間の活動を引き続き発展させることを確認しました。

光通信過労死裁判を支援する会総会



ひき続いて行われた「光通信過労死裁判を支援する会」第2回総会では、4日の大阪地裁での勝利判決について藤原精吾弁護士(写真)が報告しました。労災不支給の根拠であった過労死認定基準(直前6カ月間の労働時間)だけではなく、3年前までの長時間労働を考慮し、その疲労蓄積を回復するゆとりがなかったこと、そしてクレーム対応の精神的疲労度も認め、業務と死因の因果関係を認めた、画期的な判決だと評価しました。

総会の行動提起として、判決確定に向けた国・行政への要請と、光通信の責任を問うたたかいに全力をあげることが確認されました。

(2015年2月15日付「兵庫民報」掲載)

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