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2015年2月1日日曜日

関西電力料金大幅値上げ:原発停止を理由には許せない

速水二郎(電力兵庫の会)

今年4月の大幅電気料金値上げ実施を申請している関西電力と関西の消費者団体が1月23日、大阪の難波市民学習センターで意見交換しました。兵庫県からは電力兵庫の会から2名参加し、発言しまた。

関電本店の森本孝執行役員らは、全原発の停止で火力発電燃料費が増加し、2015(平成27)年度に3,240億円不足するので、一般家庭などは10.23%、大口などは13.93%値上げしたいと説明しました。「原発を停止したから値上げする」「高浜再稼働しなければさらに値上げが必要」というものでした。

この申請が認可されると、関電の電気料金は、日本一高い料金となります。

全大阪消費者団体連絡会が事前質問していた各項目にも回答しましたが、そのうち、火力発電所の燃料費を、原油安や為替レート激動にもかかわらず、2013年値上げ時の1ドル78.9円、原油1バレル105.9㌦のまま算定している点については、「もし、1ドル120円、原油1バレル53ドルとなったら、一般家庭の場合は月744円上げる予定を561円引き下げる」と説明しました。

これらの説明に対し関西各地から参加した消費者団体や市民ら10名が質問や意見として「3,240億円不足というが、この間、過酷事故対策で改良している原発費用、再稼働するために投資している費用の明細を明らかにすべきだ」「全く発電していないが黒字の日本原電になぜ赤字の関電が分担金を払うのか」「こんな事態にした重役の報酬に年収1,800万円も払うのは許せない」「経営効率化に全力というが、大阪中之島等に林立している関電本社や神戸支店の超豪華ビルなどを見ると、明らかに埋蔵金があると庶民なら思う」などと指摘しました。

(2015年2月1日付「兵庫民報」掲載)

関西電力は値上げに関する質問・苦情や意見を次の無料ダイヤルで受け付けています。
一般家庭:

  • ☎0800‐123‐0303
  • Fax0800-123-0304

大きな商店・工場・ビルなど高圧利用者:

  • ☎0120‐929‐406

受付時間:平日9:00~17:00

 

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