はりま共同センター:安倍総裁の間近で宣伝
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「秘密保護法は廃止!」の横断幕に背を向け姫路駅に向かう安倍総裁(右手の白いコート) |
特定秘密保護法が安倍自公政権で強行採決されてから1年を迎えた12月6日、秘密保護法廃止姫路共同行動と戦争する国づくりストップはりま共同センターが、JR姫路駅前で定例の宣伝行動を行いました。
JR姫路駅前ではこの日、正午から日本共産党・市田忠義副委員長の街頭演説が、午後1時半からは自民党・安倍晋三総裁(首相)の街頭演説が行われました。
秘密保護法廃止姫路共同行動は午後2時から。安倍総裁の街頭演説の真横の場所で、「秘密保護法は廃止」「ストップ!戦争する国づくり」の横断幕を掲げて始めました。
安倍総裁の演説は、秘密保護法も集団的自衛権も沖縄の米軍基地問題も原発問題についても一言も触れませんでしたが、皮肉にも安倍総裁は演説後、聴衆が見守る中、私たちが掲げる横断幕と「戦争する国づくり許すな」のコールを背にしながらJR姫路駅へと向かうこととなりました。(写真上)。
その後、私たちはハンドマイクで、「戦争する国になってはいけない」の声を大きくあげました。
戦争を体験してきた、菅原文太さん、宝田明さん、大橋巨泉さんをはじめとする多くの著名人が、「いま日本は危険な曲がり角に来ている」「再び戦争する国になってはいけない」と満身の訴えをされていることを紹介。「力を合わせて、戦争する国づくりにストップをかけましょう」と訴えました。
はりま共同センターは「秘密保護法施行は認めない」の行動を10日にも午後6時からJR姫路駅前で行います。
(谷口義弘=西播労連議長)
宝塚市民集会:26団体で集会・パレード
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宝塚の市民集会(右は連帯挨拶する佐々木基文氏) |
12月7日には、宝塚市で、「特定秘密保護法・集団的自衛権に反対する市民集会」が行われました。10月から計画され、参加団体は幅広く26団体に広がっています。
市役所横の武庫川河川敷での集会には105人が集まりました。
実行委員長の中嶋知洋弁護士は「今日の集会が戦争への道を止めるための大きな第一歩」と開会の挨拶。集会スピーチでは原爆被害者の会の岡邊好子さん、日本軍「慰安婦」被害女性と共に歩む大阪・神戸・阪神連絡会の田中ひろこさんが「戦争も核兵器もない世界を」「歴史を歪めることは許せない」と訴えました。
明日の自由を守る若手弁護士の会兵庫県支部長の八木和也弁護士、宝塚宗教者・市民平和会議の佐々木基文氏が連帯挨拶し、中川智子市長からもメッセージが寄せられました。
集会終了後は、河川敷から逆瀬川駅を通り宝塚南口駅までパレード。手作りの横断幕、プラカードを掲げたり、安倍首相の面などをかぶって、「秘密保護法施行反対!」「集団的自衛権の閣議決定を許さないぞ」「表現の自由と知る権利を守ろう!」「子どもたちに平和で豊かな日本を残そう!」「アベノミクスの生活破壊は許さないぞ」とコールしながら、市民に訴えました。
秘密保護法に反対する三田市民の会
三田市では、特定秘密保護法に反対する三田市民の会が11月29日、憲法についての講演会を開き、「あすわか兵庫」の濱本由弁護士が講演しました。
